パワートレーニングを行うために用語を知ろう

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パワートレーニングの用語について

パワートレーニングを始めるにあたり、パワーメーターの使用方法を知ると同時にパワートレーニングの用語を覚えておくことも大切になります。各用語を知ることで、そのトレーニング内容をより細かく理解することができ、パワートレーニングの効果を最大限得ることができるようになります。皆さんに、よりパワートレーニングを楽しんでいただけるよう、こちらのページにて最低限知っておくべきパワートレーニングの用語を説明させていただきます。

 

パワー(Power)

各種スポーツにおけるパワーは「筋力 × 速度」ですが、自転車におけるパワーは「トルク × ケイデンス」になります。これは、「どれほどのギア」を「どれほどのケイデンスで回しているか」という仕事率を表した数値です。

 

パワーウエイトレシオ(Power Weight to Ratio)

体重1kgにあたりのワットを表した数値をパワーウエイトレシオといいます。例えば、体重65kgのAさんが20分間走行した時、平均パワーが260wがだったとします。このAさんの20分間のパワーウエイトレシオは4.0w/kgということになります。このパワーウエイトレシオは、パワープロフィールを作成する際にとても使われます。

 

FTP(Functional Threshold Power)

FTP(Functional Threshold Power)は「約1時間の間、持続可能な平均最大パワー」です。FTPを測定する方法としては20分テストがあり、20分間走行した平均パワーに0.95を掛け合わせた数値がFTPに非常に近いと言われています。フィットネスレベルを表す一つの指標であり、また、パワートレーニングを行う際の各時間帯強度の指標となります。

FTPについては、こちらの記事で説明しています。

自転車(ロードバイク)でパワートレーニングを行う方法 Part.1 FTP測定編

2017.02.03

 

MMP(Mean Maximal Power)

特定の持続時間での平均最大パワーです。

 

TSS(Training Stress Score)

トレーニング全体でかかったストレス(運動の距離と強度)を点数化した指標となります。1時間の間、FTP強度で走り続けた場合のトレーニング・ストレス・スコアを100となります。また、このTSSは、体内に蓄積されたグリコーゲン(エネルギー)の消費量を表しています。

CTL(Chronic Training Load)

長期間(42日間)行われたトレーニング全体のストレス(頻度・時間・強度)を点数化した指標になります。

 

ATL(Acute Training Load)

短期間(7日間)行われたトレーニング全体のストレス(頻度・時間・強度)を点数化した指標になります。

 

パワープロフィール(Power Profile)

5秒・1分・5分・20分(FTP)の各持続時間におけるパワーウエイトレシオの推定値です。各時間帯のパワーウエイトレシオを知ることで、自身の得意分野や苦手分野を明らかにすることができます。

また、パワープロフィールについてはこちらの記事で詳しく記載されております。
➡︎2017.2.10-パワートレーニングを行う方法Part.4 パワー・プロフィール編

 

疲労プロフィール(Fatigue Profile)

FTP以上の運動強度における、MMPにかけての疲労抵抗力の計測値。パワー・プロフィールと一緒に検証することで、自身の得意分野や苦手分野をより細かく知ることができる。これを知ることができれば、ゴール前にスプリントをする際に、ゴールまでの100mからスプリントすればいいのか、300mからスプリントをすればいいのか、あるいは50mからスプリントをすればいいのかなど、自身の特徴がわかる。

 

パワー・トレーニング・ゾーン(Power Training Zone)

FTPを基に、7つのゾーンに分けられてトレーニングを実施する際の運動強度の範囲を表したものです。パワー・トレーニング・ゾーンに則ってパワートレーニングをおこなうことで、MMPの向上が望めます。

また、パワー・トレーニング・ゾーン(L1〜L7など)についてはこちらの記事で詳しく記載されております。
➡︎2017.2.7-パワートレーニングを行う方法Part.3 パワー・トレーニング・ゾーン編

 

パワートレーニングについて

パワートレーニングの用語について書きましたが、覚えたからといってパワートレーニングがうまくいくものではありません。用語も大切ですが、最も大切なのことは実際にパワートレーニングをしていくことです。用語に関しては、パワートレーニングをする中で疑問が思ったときに、辞典のように使っていただく程度で問題ありません。気になったことがあれば参考にしてください。

パワートレーニングについてはこちらの記事で詳しく記載されております。
➡︎2017.3.2-【2017年3月】自転車のパワートレーニングについてまとめてみました【保存版】

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